ユリウス・カエサルに学ぶ②

2014年8月23日 / blog, 読書

こんばんは。410NZ6E00QL

小倉章弘です。

前回のブログ、(ユリウス・カエサルに学ぶ①)に引き続き、

魅了して止まないユリウス・カエサルという人物と

そこから学んだことを紹介させていただきます。

 

・あなたはお金とどう向き合っていますか?

 

カエサルは生涯、自分の考えに忠実に生きることを自ら課した男であり、

ローマ世界の新秩序の樹立の土台を作った男だ。

 

そんな彼の”お金”に対する態度はとてもユニークだ。

 

古今の史家や研究者たちにとって

カエサルには、大きな謎が2つあると言う。

「女」と「金」だそうだ。

カエサルはけしてその時代の基準では美男ではないという。

それなのに、あれほどに女にモテ、

しかもその女たちの誰からも恨まれなかった、ということらしい。

このブログでは、この部分は省略するが

カエサルは

「なぜ、あれほどの莫大な借金をしたのかよりも、なぜ、あれほどもの

莫大な額の借金をできたのか」だそうである。

権力もなかった時期に、彼は天文学的な額の借金をしていたといいます。

その使い道は、学びのため、女性へのプレゼント、そして、一番大きいのは

自腹を切っての公共事業に使っていたそうだ。

それでも彼は、お金の大切さは理解していながらも

けしてお金の奴隷になる男でなかった。

しかも、あの時代に、強奪もせず、重税も課さず、

金持ちになる道を開発した男である。

 

それを象徴するカエサルのお金に対する態度の物語が興味深い。

 

「あの人が、カネの問題で訪れた連中相手にどう対するのかを眼にするたびに、

私の胸の内は敬意でいっぱいになるのだった。それは、あの人がカネというものに

対してもっていた、絶対的な優越感によるのだと思う。」

「あの人は、カネに飢えていたのではない。他人のカネと自分のカネの区別を

しなかっただけなのだ。あの人の振る舞いは、誰もがあの人を支援するために

生まれてきたのだという前提から出発していた。

私はしばしば、カネに対するあの人の超然とした態度が、

債権者たちを不安にするよりも、彼らにさえ、伝染する様をみて驚嘆したものだ。

そういう時のあの人は、かの有名な、カエサルの泰然自若、そのものだった。」

 

あなたは、この話から、何を学び、感じ取りましたか?

 

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