ユリウス・カエサルに学ぶ①
こんばんは。
小倉章弘です。
あなたの好きな歴史上の人物は誰ですか?
そう聞かれたら、文句なしに「ユリウス・カエサル」と
答えます。
紀元前100年、ローマの貴族の家に生まれたカエサル。
共和政に幕を引き、壮大なる世界帝国への道筋を引いた
不世出の創造的天才。
塩野七生さんの描く、ユリウス・カエサルを読んでいると
著者と同様に魅了され、惚れ混んでしまいます。
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数年ぶりに再読してみましたが
やはり、夢中になって読んでしまいます。
彼の言動、洞察には
たくさん学ぶことがありますが
今日はその一つ、
「カエサルという男は一つのことを一つの目的でやる男でないのである」
という部分を紹介します。
よく、「二兎を追う者は一兎をも得ず」といいますが、
これは、欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとすると、
結局はどちらも失敗することのたとえ、です。
しかし、カエサルは、やること、集中することは一つだが、
結果的にいくつかの目的を達成してしまうのだ。
ここで重要なことは、必ず、カエサルは「私益」「他益」「公益」を同時に行おうとしていること。
以前に、何度もこのブログで触れていることだが
「自分も良くて、他人もうれしい」さらに社会にとって良いことであれば、
うまくいここと間違いなし。とある有名な成功者の言葉の通りだ。
自分自身、過去を振り返ると
うまくいったことは、この原則に従っていたことだった。
紀元前のはるか昔の人間が
すでにこのような原則を活用しているのだ。
本の世界にどんどん、はまっていく、、、
ああ、眠れない(笑)