郷土銘菓

2006年11月25日 / 菓子

群馬大学の学生が「郷土銘菓」についての論文を書くため話を聞かせてほしい。ということでお店に来て少しばかり、話をしたので今日は当店の「郷土銘菓」についてふれてみようと思います。
なんでもその学生が言うには大間々は特に郷土銘菓が多いらしい。
事前に大間々町の小学校、中学校にお店の名前を入れずに
何店舗かの菓子の写真だけ見せてどれを知っているかという調査を
したらしい。その中でも当店の「まゆの詩」の認知度は高かったそうだ。もっともどういう基準で郷土銘菓を選んだかは聞かなかったですが…。
とりあえず、私の考える基準として郷土銘菓とは
「地元、地域に根ざした名前のついている菓子又は古くからその地域で広く作られている菓子」としておきます。
当店では前者として「まゆの詩」「赤城風雷」「おおまま最中」「トロッコ旅日記」があげられます。後者としては「花ぱん」です。
「トロッコ旅日記」は平成十年にわたらせ渓谷鐵道が
トロッコ列車を走らせ始める記念として発売し、かれこれ8年が経ちました。その他の3品は当店開業当初から販売しており、販売から40年が経っています。地元の銘菓として浸透するには結構な年月がかかります。もちろん時代とともに味も改良してまいりました。
群馬県は絹の生産地として蚕を飼っていた家がとても多かったようです。父も農家生まれで養蚕もしておりました。
その子供のころの思い出を御菓子にして生まれたのが「まゆの詩」です。この「まゆの詩」を40年間大事にあたため、育ててきました。
「赤城風雷」「おおまま最中」も根強いファンのお客様に愛されて
長く販売しています。「花ぱん」は当店の歴史よりもっと古くから
この地域で作られている郷土菓子。作り手が違えばできるお菓子も
違ってくるのは当然ですが当店の「花ぱん」も自信作。
赤城駅でも販売しています。
この町にきたらこの御菓子といわれるものが本当の郷土菓子でしょう。
さらに『あの「青柳」のあるみどり市大間々かい?』と県外のたくさんの人にいわれる菓子店になりたい。
そんな想いを胸に秘めてやっております。


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