「2009年」の記事

営業時間変更のお知らせ

2009年3月1日 / なんでも日記

今日はいっきに書き続けます。(笑)
今までの営業時間。9時から19時(日曜・祭日は18時まで)
↓↓↓
9時から18時30分(日曜・祭日は18時まで)に変更します。
プライベート裏日記のタイトル通り、個人的な理由を書きますが
この春から我が子たちが小学校に上がります。
今まではお昼寝の時間があったから良かったですが
これからはそうもいきません。
今までの生活サイクルですと
帰宅してから食事をしてお風呂に入って…
子供の寝るのが22時くらいになってしまいます。
少しでも早く寝させるために営業時間を短くさせていただきます。
お客様にもそんなにご迷惑をおかけすることもないと思います。
夏場、あまり明るいうちに閉めるのは少々気が引けるかも知れませんが。
その分、朝早くから仕事をはじめ、効率の良い仕事をしようと思います。

FM桐生

2009年3月13日 / イベント

みどり市ブランド認定商品を取り扱う店主に
その商品を紹介してもらう。という番組を
FM桐生さんが企画してくれました。
FM桐生2   fm桐生1
ラジオデビューです。笑顔
約35分間、しゃべってきました。
頭真っ白でなにしゃべったかわかりませんが
K・Yな発言、してなかったか心配です…。
DJの方はさずがプロ。
次から次から言葉が出てきて
自分だけ時間がスローに流れているような
そんな錯覚さえしてしまいます。
4月に放送予定だそうです。(放送日はまだ未定)
大間々では受信できないのがとても残念ですが…。
最後にゲストがエンディング曲を選んでいいというので
リクエストしました。
秦基博の「フォーエバーソング」を。

和菓子ギャラリー

2009年3月15日 / 菓子

花かさね  わらび 
 花小袖  桜花
すっかり、春の日差し、空気になってきました。
どうやら僕は香りと感情が記憶でリンクしやすいようです。
また、不安とワクワクする気持ちが交差する
新しい季節がやってきました。

放送日決定

2009年3月30日 / イベント

先日、収録したFM桐生でのトークの放送が
4月3日の10時からに決定しました。
聞けるところにお住まいの方は
ぜひ、聞いてくださいね。
77.7MHzです。
DJのお二人に「まゆの詩」をはじめ、いくつかの菓子を食べていただきながら
いろいろな話をしてきました。
もちろん、とても喜んでいただきましたよ~。
聞いた方は感想のメール待っていま~す。

群馬テレビ

2009年4月18日 / 菓子

先日もお知らせしましたが
私が群馬テレビでの番組、「技に迫る」に取り上げていただくこととなり
昨日(17日)と本日(18日)と2日間に渡り、撮影をしました。
群馬テレビ撮影
忙しい中、がんばりました。
技術を見せる番組で30分間、放送されます。
煉り切りの「あやめ」と豆コンテストで大賞を受賞した「木々の調べ」を作るところを
撮影しました。
どのように映っているか心配です。
特にコメントの部分が…。
4月29日(水)夜10時からです。
再放送もあって翌週の水曜の同じ時間です。
ぜひ、みなさん見てくださいね。

コンサルタントの質問力

2009年5月25日 / 読書

また、しばらく更新が途絶えてしまいましたね。
ひたすら作ることに精いっぱいの日々も
とりあえず、落ち着き、
5月、6月は自分を磨き、知識を蓄える
貴重で楽しい季節がやってきました。
テレビ放映を終えて
自分のおしゃべり下手には
つくづくお恥ずかしい。
長い時間、質問を受けたわけですが
緊張と徹夜明けで頭が真っ白になり、
自分が何を質問されているのか
理解できないような状態でした。
編集を上手にしていただいたので
「堂々として話していたね」との感想をいただきましたが
実際はかなり、言葉につまり、たどたどしかった。
あまりにしゃべりが下手なので
本当ならしゃべる技術を学ばなければならないのだろうけど
なぜか、質問する技術のほうが興味深い。
最適な質問によって得られる情報はアイデアの源、
宝の山だからだ。
当然、その方がインセンティブがある。
以前にも「質問力」に関する斎藤孝さんと大前 研一さんの本を読んだことを紹介した。
再び、また最近、同じことに痛感したので
今度は野口吉昭さん著の
「コンサルタントの質問力」

コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書) コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書)
(2008/03/19)
野口 吉昭

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タイトル通り、コンサルタントに必要な「質問力」について語られてはいるが
コンサルタントに限らず、仕事ができる人間になるために必要なとても
大切なことが語られていると感じました。
質問によって相手の中にあるものを引き出し、整理し、「見える化」させて
みずから動き出す方向にもっていくことのできるこの「質問力」
ぜひ、身につけたいですね。
これだけ新しい価値を生み出す力が必要とされている今の時代。
自分にも化学変化を起こすことができるようになるかな(笑)

蓬莱山(ほうらいさん)

2009年5月30日 / 菓子

商品ページはこちら

//e-aoyagi.jp/item/%e8%93%ac%e8%8e%b1%ef%bc%88%e3%81%bb%e3%81%86%e3%82%89%e3%81%84%ef%bc%89%e3%81%be%e3%82%93%e3%81%98%e3%82%85%e3%81%86

群馬の和婚をプロデュースされている
株式会社 アニバーサリープレゼントさまのご依頼で
蓬莱饅頭(子持ちまんじゅう)を作らせていただきました。
蓬莱山切身 蓬莱山
↑名前の由来は、切り分けた断片が蓬莱山(中国の伝説に登場する理想郷)に似ているから。
大きな饅頭の中に小さな饅頭が入っている様から、別名『子持饅頭』とも呼ばれています。
中に小さなまんじゅうをふくんでいるのは、子宝を願うものです。
黒(長寿)、赤(無病)、黄(財力)、緑(徳)の四色と皮に白(天命)など という意味の
おめでたい五色が使用されています。
このおまんじゅうは以前放送された連続ドラマ「あんどーなつ」でも取り上げられて
多く知られましたが、主には京都やその流れをくむ、お菓子屋さんなどでしか
あまり作られていないようです。
そして、これは主に「箸取りの儀」で使われます。
箸取りの儀とは、島台の上に美しく盛り付けられた色とりどりの菓子を新郎新婦が箸を使い、皿に取り分けて、列席者に振舞う儀式のことをいいます。これは、かつて京都で公家の婚礼の際に行われていた儀式で、両家と列席者との末永い繁栄を願う厳かな古式行事です。箸取りの儀には、大昔、新郎自らが竹藪に入って竹から箸を作り、その箸で「一生食べさせていきます、食に困りませんように」と願いをこめたという伝説があります。
このときは写真のまんじゅうの周りにも祝いにちなんだお菓子を飾り付けます。
(今回は急なご依頼だったので、間に合うものでなんとか作らせていただきました。)
何を隠そう、私の結婚式のときも
この蓬莱まんじゅうの巨大版を作り、
ケーキ入刀の代わりに「まんじゅう入刀」をしました。
もちろん、これだけ、めでたい菓子ですから
「箸取りの儀」や「まんじゅう入刀」以外にも
結婚式の引き出物やプレゼントに使って
いただいてもいいものだと思います。
それぞれの個性がますます光る結婚式。
「原点に返る」ではないですが
日本人本来の姿を見つめ直し、
和式の結婚式が見直され、
新しい時代に適応した新しい和の結婚式がブームになることを願います。
まだ、不慣れな点、勉強不足な点などありますが
現代にも喜ばれる形で皆さんにすばらしいものが提供できる。
そんなものを作っていきたい。
改めて感じた今回のお仕事でした。

夏の和菓子

2009年6月8日 / 菓子

ホームページも夏の和菓子にリニューアルしましたので
よかったらご覧下さい。
⇒ホームページ
写真もいくらか腕を上げたかな?
ふまんじゅう 水無月
青かえで 緑陰

お菓子ギャラリー

2009年3月1日 / 菓子

菜の花 紅梅
胡蝶 つくし

桜餅

2009年3月1日 / 菓子

桜と道明寺
当店の桜餅は関東では一般的な焼き皮の桜餅(こしあん製)と
関西仕立ての道明寺製桜餅(つぶあん)の2種類をご用意しています。
節句祝いのお返しに欠かせない桜餅を食べるのは自然への畏怖心と感謝の心。
ひな祭りのルーツは古代中国にあった『禊』(みそぎ)の儀式に由来します。
厄病や穢れ、災いを人形に移して川に流すことを行っていました。
現在は華やかな子供たちの幸せを願う行事として今に伝わっております。
お雛さまの前で桜餅、草餅を食べて神さまといっしょに直会をするという風習は昔の人々の自然への畏怖心と信仰の歴史が刻まれています。

リニューアル

2009年2月25日 / なんでも日記

ホームページがリニューアルしました。

青柳
予定より大幅に遅れましたがやっとアップしました。
しかし、まだ製作中。
仮の画像や文章の状態です。
これからは繁盛期。
はたして、完成はいつになることやら…。
気長にお待ち下さい。

生活も日常に戻りましたので

ホームページと一緒に気持ちを入れ替え

新たな気持ちでがんばります。

季節の上生菓子1

2009年1月24日 / 菓子

写真を撮る練習と記録をとるために
店頭に並ぶ、生菓子を載せていこうと思います。
あえて菓子の説明はしません。
最初からハードルをあげると
継続しないですからね。
一月上生、小

蝋梅(ろうばい)

2009年1月25日 / 菓子

玄関前の蝋梅が咲いています。
透明感のある黄色と良い香りが
心を落ち着かせてくれます。
ろう梅写真5
店頭にも
その蝋梅をイメージした御菓子が並んでいます。
花言葉は「先導、先見」だとか。
一足先に咲く梅の花だからでしょうか?
この花のようでありたいものです。

心に響くことば

2009年7月4日 / 読書

自己啓発書や哲学書などによく引用される
19世紀のアメリカを代表する思想家、ラルフ・ウォルド・エマソンのことばは
いつも心に深く響いてきました。
その代表作のひとつ、『自己信頼』を読みました。

自己信頼[新訳] 自己信頼[新訳]
(2009/01/26)
ラルフ・ウォルドー・エマソン

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真理は自分の内にあり、付和雷同(一定の主義・主張がなく、安易に他の説に賛成すること)せず、
常に自己をよりどころとして主体的に生きるべきであるというエマソンの主張が凝縮された1編として、
エマソンの代表作のひとつに数えられている作品だそうです。
特に自分の心に響き、熱くさせ、エネルギーを与えてくれた言葉をあげてをこうと思います。
「自分の考えを信じること、自分にとっての真実は、すべての人にとっての真実だと
信じること  それが天才である」
「心の中で確信していることがあるなら、声に出して語るがよい。
そうすれば、それは普遍的な意味を持つようになるだろう。」
「私たちの中に宿る力は、まったく新しい種類のものであり、
それを使って何ができるかを知っているのは本人だけだが、
実際にやってみるまでは本人でさえ、それが何かはわからない。」
「あるものが記憶に残るのは、それがおさまるべき場所が自分の中にあったからだ。
目が一条の光を捉えたのは、その光の存在を証明するためだ。」
「自分の仕事にまごころをこめ、最善を尽くすなら、心は安らぎ、晴れやかになるが、
そうでない言行からは心の平安は得られない。そのような態度は何も生み出さない。
それでは才能にも見捨てられ、詩神の助けも得られず、創造も希望も生まれないだろう。」
「偉人たちは常にそうしてきた。
彼らは子どものように時代の精神に身を委ね、自分の心の中に完全に信頼できるものが鎮座し、
それが自分の手を通してはたらき、自分の全存在を支配していることを示してきた。」
「偉大な人とは、たとえ群集の中にあっても、ひとりのときと同じ独立心を保ち、
にこやかな態度で人と接することのできる人である。」
「いま考えていることを断固として語りたまえ。そして明日は、たとえ今日言ったことの
すべてと矛盾していても、そのときに考えていることを断固として語るのだ。」

等々…。
宝のことばがたくさん書かれている。
自分の考えを徹底的に信じられる人がどれだけいるだろうか。
利己的にではなく、我を押し通すのでもなく、
調和をもたらし、謙虚な心で自分が本当に望むことをできる。
エマソンの思想は大きな勇気と希望を与えてくれました。
良い本に出会いました。笑顔

講師デビュー

2009年7月24日 / 菓子

人前でわかりやすく話すということは
最も苦手としていたことではありますが
そんなことにあえて、挑戦してみました。
東日本製菓技術専門学校にて
学校の卒業生たちの勉強会で
講師として迎えていただきました。
講師デビュー
それぞれが卒業し、現場で働き始め、1年から6年くらいたった方達を相手に
コンテスト受賞作品の「木々の調べ」を作らせていただきました。
どのような説明、話をしたらよいのか、イメージトレーニング不足でしたので
終わってみると「もっとこういう話のほうが…」などとあとあと考え込んでしいます。
皆さんの感想も聞いてみたいものです。
それでも、あえて苦手なことに挑戦した自分を
とりあえず、褒めてあげようと思います。
自分の可能性の扉をまたひとつ、広げたぞって。

「学ぶ力」を伸ばす本

2009年8月27日 / 読書

懐かしい思い出が蘇りました。
子どものころの自分は、とても傷つきやすい少年でした。
何気ない言葉にすぐ傷つき、悔しい思いや涙を流したものです。
そのたびに「子どもの心を忘れない大人になるんだ」とよく誓ったものです。
そんな過去も今となっては宝物です。
「子どもの心を忘れない」ことが
仕事や子育てに良い形で影響していると思うからです。
そのことを確信させてくれるような本でした。

「学ぶ力」を伸ばす本 「学ぶ力」を伸ばす本
(2008/11/18)
齋藤 孝

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子どもが持っている「子ども力」をしっかり伸ばしてあげると
大人になってその「子ども力」が想像力のあるクリエイティブな仕事ができるようになる、
そして仕事や日々がより楽しめるというようなお話。
大人になった自分の中にあるものを認め、活用するためにも
子どもが持っている能力をしっかり認識し、伸ばしてあげるためにも
良い本だったと思います。
「学んでいることが遊びになり、遊んでいることが学びになる」という図式を
体感的に学ばせることを説いています。
・背伸びしたい気持ちを認めてやる。
・自由な想像の世界に浸る時間を大人の見方で打ち消さない。
・身体を使って遊び切る時間を確保する。
・音読や暗唱で学ぶことの面白さを気づかせる。
・一緒にムキになって遊ぶ。
・自分で楽しみを創り出せる機会を作る。
・一つのことに夢中になって没入することを否定しない。
・読み聞かせの繰り返しが学習能力の発達に直結つる。
・できるようになったことに感動して、達成感を得る喜びを気づかせる。
・影響を受けやすく、すぐに真似しようとすることを止めない。
・身体ごと共感する経験をさせる。
など
少年の心を大事にするものとして((笑)
とても共感する内容でした。
上記の内容は我が家でも比較的実践していると思います。
もちろん、学校でさせていただいていることもありますが。
確かに子どものころは想像の世界を作ってその中に浸っていたことは多かった。
ガンダム消しゴムと怪獣消しゴムを戦わせ、基地などを作ったり、
仲間が死ぬと涙ぐむほど、感情移入をして遊んでいた(笑)
「ごっこ遊び」は子どもの遊びの専売特許でした。
しかし、子どもと同等にムキになって夢中で遊ぶ私も
この「ごっこ遊び」などおままごと的な遊びは
大人になってしまった私にはさすがに
苦痛です。
先日も、水族館でペンギンを見た帰り、
ペンギン ペンギン3
お土産で買ったペンギンのぬいぐるみで
子どもたちは名前をつけて「動物園ごっこ」をはじめて
私に一緒に遊べというのですが
さすがにつらいシクシク><
同じ世界にははいっていけません。(笑)
まあ。大人の役割は条件を整えて上げることですからね。
ここは勘弁してもらいたいですね。(笑)
我が家ではなるべくテレビゲームなどの消極的、受動的な遊びはしないで
自分たちで考え、ルールを決めて遊べるものを意識しているつもりではありますが
それに加え、この本では楽しませると同時に退屈さも必要だと言っています。
この本が引用している『ラッセル幸福論』バートランド・ラッセルの文を引用します。

多少とも単調な生活に耐える能力は、幼少時代に獲得されるべきものである。
この点で、親たちは大いに責任がある。彼らは子供たちに、ショーだの、美味しい食べ物だのといった消極的な娯楽をたくさん与えすぎている。そして、毎日毎日同じような日を待つことが子供にとってどんなに大切であるかを、真に理解していない。もちろん、やや特別の機会はこの限りではない。幼年時代の喜びは、主として、子供が多少の努力と創意工夫によって、自分の環境から引き出すようなものでなければならない。

「ゲド戦記」の始まりの詩の
ことばは沈黙に
光は闇に
生は死の中にこそ
あるものなれ…
ではないですが正反対の中にこそ、あるものなのでしょうか。
子供の娯楽があまりにも整っているがゆえに子供から「子ども力」が奪われてしまう今の時代。
我々の子ども時代と比べてはるかに忙しい日々を過ごす子ども達。
そんな環境のなか、親には意識的に注意と工夫が必要とされるようです。
最後に、どんなことでも遊びに変えて、有意義な時間にしてしまう子どもの優れた能力を
この本の中で詩人の長田弘さんが書いた『深呼吸必要』という詩を引用しています。
こういう詩が私は大好きです。

歩くことのたのしさを、君が自分に失くしてしまったとき、そのときだったんだ。
そのとき、きみはもう、一人の子どもじゃなくて、一人のおとなになってたんだ。
あるくということが、きみにとって、ここからそこにゆくという、ただそれだけのことに過ぎなくたってしまったとき。

本日の和菓子ギャラリー

2009年12月21日 / 菓子

ひいらぎ
菓子銘は「ひいらぎ」
大納言鹿の子製 こしあん 求肥餅入り
トゲのある葉が「魔」を遠ざけるという発想は、
日本で節分に飾るヒイラギとまったく同じだそうです。

本日の和菓子ギャラリー

2009年12月22日 / 菓子

赤鼻のトナカイ
菓子銘は「赤鼻のトナカイ」
麦焦がし風味薯蕷まんじゅう製 粒あん、栗入り
写真ではわかりづらいですがおしりに星型の金粉が散らしてあります。
我が子はまだ、サンタにお願いするプレゼントが決まらない模様。
サンタもきっとプレゼントを用意するのにあせっていると思うよ…

本日の和菓子ギャラリー

2009年12月23日 / 菓子

えんとつの家
菓子銘は「えんとつのお家」
子どものころはサンタがこれるように煙突のある家に住みたいと
思っていたものですが今の子どもはそんなこと思っていないのかな?
羽二重餅製 手亡豆の粒あんです。

幸福の方程式

2009年12月26日 / 読書

幸福の方程式 (ディスカヴァー携書) (ディスカヴァー携書 44) 幸福の方程式 (ディスカヴァー携書) (ディスカヴァー携書 44)
(2009/09/09)
山田 昌弘電通チームハピネス

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題名から受ける印象は自己啓発系の本かな、と思いますが
副題に書かれている通り、現在の「消費」の形がどのように変化しているか。
を検証している本です。
和菓子を作るものとして目指すところは
食べ物を作るのだけれど、それにとどまらず、
食べる人を幸福にできるものを作りたいの思うもの。
その幸福とは、いったいどういうものだろう。
ということも抑えておきたいものです。
「物質的な豊かさと幸福は結びつかない」と頭でわかっていながら
それでもなお、私たちが物質的な豊かさを求め続けるのはなぜか?
幸福の正体はなにか?
時代はどのように変わりつつあるのか。
これからの私たちが、新しい生き方や仕事のあり方を
模索するうえで、役に立つ考え方を教えてくれます。
「自尊心」「承認」「時間密度」「裁量の自由」「手ごたえ実感」。
このキーワードは常に意識して置きたい言葉です。

お供えの御餅

2009年12月27日 / 菓子

毎年、この時期になると餅つきに明け暮れます。
お供えは主に28日、30日に作ります。
29日に作ると苦んち餅、31日だと一夜飾りなどといわれ、嫌われます。
それより早いとカビが生えるのが早く、正月前に痛んでしまいます。
まして、今年は例年に比べ、かなり温かい。
昔の人はこの餅のカビや割れ具合でその年の気候を占ったようです。
これも生活の知恵ですね。
近年はこのカビを嫌うため、既成の鏡餅を使ったり、
飾らない家庭も多いようですが
やはり、神聖で生命の宿るとされた御餅。
手間隙かけたもののほうがありがたいでしょう。
時代はまた、この手間隙をかけ、精神的なこころのよりどころを
探している時代。
また、この風習が原点に戻り、活発になる事を願います。

伸し餅(のしもち)

2009年12月28日 / 菓子

今朝も3時に起きて、餅つき三昧です。
餅つき3
今年のもち米は特に質が良いようです。
農作物は天候に左右されますからね。
新潟産こがねもちを一晩、水に浸け、蒸気で蒸します。
餅つき1
杵でしっかり搗きます。
餅つき2
枠に伸ばします。
餅つき4
これが伸し餅です。
これをご家庭でお好みの大きさに切っていただいて
お正月に食べていただきます。
近年はその切る手間が大変なことや道具がないなどの理由で
切ってほしいとのご要望が増えてきました。

福引セール

2009年12月20日 / イベント

ジョイント広告福引
期間中12月17日より20日まで
ジョイント7加盟店でお買い物をすると
2000円毎に1回。福引券がもらえます。
そして、昨日と本日の2日間。
川端畳店さんとスワン生花店さんの間の駐車場で福引を行っています。
特賞はディズニーランドペアチケット。
その他、商品券、お米、シクラメン等の豪華商品。
残念の赤球でも卵はもらえます。
商店街のイベントで一番盛り上がる今年最後の大売出しです。
画像の中に加盟店のお店も書いてあります。
ぜひ、このチャンスに加盟店でお買い物して下さいね。

本日の和菓子ギャラリー

2009年12月20日 / 菓子

クリスマスツリー
菓子銘は「クリスマスツリー」
薯蕷(じょうよ)きんとん製 こしあん
子どもが学校で松ぼっくりに色をつけ、ビーズなどで飾りつけた
クリスマスツリーを作ってきました。
これがなんともかわいい。
人の数だけ、様々な表現のものができますね。

本日の和菓子ギャラリー

2009年12月19日 / 菓子

サンタのブーツ
菓子銘は「サンタのブーツ」
薯蕷(じょうよ)煉切(ねりきり)製のこしあんです。
薯蕷という言葉が多々出てくるとおもいますが
これはつくね芋や大和芋などの山芋を使用したお菓子のこと。
たとえば、同じ煉切でもランク付けすると、
薯蕷煉切は最も高級なものです。
原価も高く、加工の手間がかかります。
そして食べた風味がとても良く、上品です。
群馬は大和芋の生産地としても有名で良質なものがとれますから、
当店は直接、農家の方から取り寄せています。
今朝は一段と冷え込み、日本海側では大雪に見舞われているみたいですね。
「サンタのブーツ」にのる雪が
良く似合い、連想しやすい気候になってきました。

多読術

2009年8月30日 / 読書

以前は早く知識をたくさん得たい、スキルアップがしたい、能力を磨きたいという
気持ちが強く、それが原動力だったので
本の読み方については早く知識を吸収する速読のようなものには関心がありましたが
純粋に読書を楽しむ方法には関心はなかった。
でも本を読むことが習慣になってきた今、
「どんな読書が人生を豊かにしてくれるか」
にも関心が行くようになりました。
そんなときに出会ったのがこの本。
これを読んで、また本の読み方、楽しみ方の幅がぐんと広がったように感じます。

多読術 (ちくまプリマー新書) 多読術 (ちくまプリマー新書)
(2009/04/08)
松岡 正剛

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まず、本は二度読むことを薦めています。
どんな環境で、いつ、どんな気分で、どんな感受性で読んだかということが密接にかかわっている
これを二度読むことで改めてそのときを眺める視点が必要。
この前後の「開き」が本質にかかわることが少なくないと。
多読とは単一の方法でたくさんの本を貪り読むというのでなく、大食いになるわけでもない。
たんに速読に頼るわけでもない。もっと内側の機能をいくつも動かすことです。
「読書筋肉」のいろいろなところを動かすこと。
著者は本を食べ物や着る物のように日常的なものとして
楽しめばよいと言っています。
本は食欲とおなじで気分次第で「美味しさ」も変わる。
だから「好み」や「癖」があっていいい。
着る物のように組み合わせで楽しむこともできる。
疑問があるから本を読める。そういう考え方や言葉の使い方があるということを知ることもできる。
言葉にならないときの大半は、実はわかっていない。
他方、世の中には言葉にしにくいものもある。しかしあまりに自分で表現を怠っていると、自分が使う言葉の問題と世の中で使う言葉の限界がごっちゃになって、そのうち身勝手な言語人間になってしまう。世の中でうまくいかないことの多くは、実は当人の言葉の使い方によっている。
読書とはマゾヒスティックです。
だから、「参った」とか「空振り三振」するのも、とても大事なこと。
わかったふりをして読むよりも、完封されたり脱帽したりするのが、
まわりまわって読書力をつける。
「読書の楽しみ」とは
未知のパンドラの箱を開くこと。
「無知」から「未知」へ
本を開けるときがとても大事。ちょっとした儀式でもある。
今日コンデションをはかりながらバッターボックスに入るようなもの。
まずは目次から読み、ごくごくおおざっぱでいいから、その本の内容を想像する。
「知のマップ」を作るとこれだけども読書は楽しい。
本によって感じるレセプターのようなものを分けたり、連結させたり、とばしとばしにしていたり、ときにはオフっている。その「感読レセプター」のスイッチをどういうふうに入れるかを適宜、調整する。
「読書のススメ」は理解できなくてもどんどん読む。自分の読書のペースなどわからないのだから、読みながらチェンジ・オブ・ペースを発見していく。自分にあう本を探すより、敵ながらあっぱれだと感じるために本を読む。
自分の感情や意識を無にして読むことは不可能である。
つまり読書というのは書いてあることと自分が感じることとが「まざる」ということ。
一種のコラボレーションである。
読書術、多読術の方法
自分の気になることがテキストの”どの部分”に入っているかを予想しながら読む。
読書によって読み手は新たな時空に入ったんだという実感を持つこと。
そのことを読みながらリアルタイムに感じること。だから何を感じたかもマークしておきたい。
ペンを持ちながら読書すると集中力が上がる。そして再読するときスピードも上がる。
「本をノートとみなす」
読解力はどうすればいいか。
著者のモデルを見極める。
「書くモデル」の特徴をつかめば、そのモデルによってだけでもその著者の一冊が見えてくる。
そうやってだんだんモデルがたまってくるとこれがその読み手独自の「読むモデル」になる。
「読書世界と本棚は一体だ」
実際の「読み方」
「読前術」本との接し方、目次読書
「読中術」マーキング、マッピング
速読にとらわれない。こちらが似たものだと思えれば、本はどんな本でも関連して早く読める。
「読後術」本棚の並び、感想ノート、感想ブログ
読書法「掩巻」(えんかん)…書物を少し読み進んだら、そこでいったん本を閉じて、
その内容を追想し、アタマのなかですぐにトレースしていく。
「慎独」(しんどく)…読書した内容をひとり占めしないというもの、必ず他人に提供せよという方法。
読書は「わからないから読む」書き手も実はわからないから書いている。自分ではわからないことだから、その本を、その作品を書いている。
何だって役に立つから、あえて麗々しく「役に立つ読書」を求めないほうが良い。
読書は「リスク」も伴うもの。だから面白い。
「リスク」「リスペクト(敬意)」「リコメンデージョン(おすすめ)」の3つのR
どのようにすれば自分の「好み」の本に出合えるか。
誰かのおすすめに従ってみる。ただし、できるだけ自分が尊敬しているか、気がかりな先輩などに選んでもらう。薦められた本は読みやすく、謙虚になれる。
本の話はどういう風にすればよいか。
食べ物と同じ。レシピや味付け、材料の新鮮さでも良いし、焼加減、このソースでごまかしている…。
あるいは、店のインテリア、もてなしなどでも良い。
読書は、現状の混乱している思考や表現の流れを整えてくれるもの。
そもそも思考や表現の本質は「アナロジー」であり、「連想」である。
つまりどんなことも堅く考えていない。類推(るいすい)の能力。
「あいまいな部分」や「きわどい領域」にこそ、新たな「意味の発生」がある。
つまり、「負」の部分とか「際」の状態だと思われているところに、意味が創発してくる。
辞書や辞典を身近にもっておく。
その他様々なサポートツールを紹介などなど。
具体的な著者の行っていることが豊富に書かれていました。
「すぐに役立つを求めない」、「書き手も実はわからないことを書いている」
などの視点で本を読むと今まで楽しめなかった本が楽しめるようになった。
童話の本なんか著者のわからない感情、言語にしにくいものを物語にしているものもある。
そこを共感してみたりすることもできた。
なんだか、急に読解力が上がった気がする…。
気のせいかもしれないけど(笑)

和菓子ギャラリー

2009年9月1日 / 菓子

「でりぃじぇい」の広告の写真撮りをしたのでついでに
自分でも撮影しました。
今宵月 月ウサギ 黄ふくべ
まさり草 こぼれ萩 きぬかつぎ
重陽 秋草

体調管理

2009年10月14日 / 読書

プロの仕事をするものとして
まして、和菓子という繊細なものを扱うには
日々の体調管理はとても大切です。
ここ数年はほとんど寝込むようなことはありませんが
以前は体調を崩すことが多かった。
健康は私にとって大きな課題の一つです。
適度な運動、規則正しい生活、バランスのとてた食事。
そして健全な精神。
これが重要だということには間違いがないでしょう。
その「健康」を考えるのに大きな味方になってくれる本を読みました。

病気が消える習慣 (リュウ・ブックスアステ新書 75) (リュウ・ブックス アステ新書) 病気が消える習慣 (リュウ・ブックスアステ新書 75) (リュウ・ブックス アステ新書)
(2009/09/24)
入谷 栄一

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最先端医療を学ぶ一方で、現代医療だけではどうにもならない問題を
「ハーブ」を使った自然療法で免疫力をアップさせて解決。
大学病院では元総理大臣や、一部上場企業会長などのVIPからも信頼されている医師が著者。
たとえ、病気になっても体から消す力を身につけ、強い体を作るというもの。
まして、今年は新型インフルエンザが猛威をふるうと予想されています。
早速、エキナセアのハーブティーを飲んで免疫力を高め、
この冬を乗り越えたいと思います。

和菓子ギャラリー

2009年12月14日 / 菓子

怠惰も習慣。
ブログの更新もひさしぶりです。
菓子作りは一生懸命がんばってますよ~。
でもそればっかりだと脳みそが固まっちゃうんですよね。
ブログの更新も習慣にするために
なるべく毎日更新できるように
せこいですけど小出しにかくぞー。っと
決心しました。(笑)
本日の菓子ギャラリーは「柚子まんじゅう」
柚子薯蕷
こしあんが入り、ほのかに柚子の香りのする薯蕷(じょうよ)まんじゅうです。

本日の和菓子ギャラリー

2009年12月15日 / 菓子

風花
菓子銘は「風花」
中あんは黄身あん。京こなし製。
「こなし」とは「あん」に小麦粉、餅の粉を混ぜ、蒸したものをよくこねたもの。(こなしたもの)
このような巻物に向いています。
関東ではなじみがうすいようですが
主に関西方面では主流の加工法です。
朝晩も冷え込み、今日は車の窓も凍っていました。
やっと冬らしくなってきましたね。

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