食べる宝石
2008年11月29日 / 菓子
先日、職場体験にきた中学生たちの親御さんが来店して
「普段、家では無口な子なのに職場体験のあとは
べらべらとよーくしゃべっていました。
よほど、楽しい体験だったみたいです」と
うれしい言葉をいただきました。
その中学生にもぜひ、体験させてみたかった「食べる宝石」『有平糖』を
作りました。
この艶、輝き、作っていてもうっとりしてしまいます。
材料はシンプル。
白双糖と水あめと水だけ。
しかし、煮詰め具合が1度違えば塩梅が変わり、
作る時の湿度にもとても影響を受けるとてもデリケートな飴細工。
もちろん飴を引く時の温度もコツがいります。
作りなれなかったり、たくさん作ると指がヒリヒリします(涙)
この艶のある有平細工を作れる職人は全国的にも少数だとか。
師匠にせっかく伝承していただいた技術。
大切に育てたいと思います。