栗が食べたい…
今日は秋の味覚を味わうことができる「栗羊羹(くりようかん)」について一足早くお伝えしようと思います。
暑い夏がもう終盤に差し掛かっています。
私は美味しいものがたくさんの秋が待ち遠しいです!
秋には旬の食べ物がたくさん出回りますが、なんといっても栗が大好き!
共感してくださる方も多いのではないでしょうか?
まず、栗羊羹の歴史についてお伝えします。
そもそも羊羹とは、中国から伝わった料理で羊肉で作ったとろみのあるスープだったそうです。
しかし、日本では羊肉を食べる文化は無かったので代わりに小豆を羊の肝の形に作って、汁に浮かべたそうです。
これが羊羹の原型と言えます。
どうして「羊」が名前に入るのか…
もうわかりましたよね??
羊羹には「蒸し羊羹」と「練り羊羹」というものがあります。
「蒸し羊羹」は小麦粉やくず粉、片栗粉などを加えて、蒸して固める羊羹で、
「練り羊羹」は寒天を加えて、練り固める羊羹です。
先に誕生したものは、「蒸し羊羹」だそうです。
それぞれ違う食感を楽しむことができるので、自分好みの羊羹はどっちなのか食べ比べてみるのもいいかもしれませんね!
実は、秋の栗羊羹には旬のものが二つ隠れています。
1つは主役栗ですが、羊羹に使われている小豆も秋が旬なのです!
なので、秋は一年で最も栗羊羹が美味しい季節なんです!!
栗羊羹には粒の栗を表面に並べたもの、刻んだ栗が羊羹の中に入っているもの、羊羹に使うあんこを栗あんにしたもの。
現在では、さまざまな種類があります。
みなさんの一番好きな栗羊羹はどれでしょうか??
食欲の秋が待ち遠しくなったのではないでしょうか??
木暮