お金と正義
2006年11月06日 / 読書
お金と正義(下) / 神田昌典 著
一言で感想を言うと「なんなんだこれは。」ていう感じです。
正直刺激が強すぎたかな。思わず一気に上下両方読んでしまいました。
ストーリーはまるでハリウッド映画。「ダイハード」か、はたまた
「ミッションインポッシュブル」かというスリルのある激しい展開。
どんどん物語の世界に引き込まれてしまいました。その中に著者の
メッセージがあまりにもたくさん入っていて
とてもすべて受け止めきれません。という感じでした。
社会の表にでないグレーの部分を事実の裏づけの上に展開していくので
これが真実もしくは真実になろうとしていることだと思うと
気持ちはブルーになってしまうところもありました。
現実と虚構世界の区別がよくわからなくなってしまうほどに。
ただこのような現実がありうるという心構えがあるとないでは
これからの出来事に対応が変わってくると思います。
神田昌典という人はなんてすごい人なんだろう。
そしてどこに行くのだろう。
ただただ尊敬するばかりです。
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お金と正義(下) 神田 昌典 (2006/09/20) PHP研究所 |