職人心得~可愛がられる人間になる~

2012年7月30日 / 職人心得

職人心得②
卓越した職人になるために
・あなたは先輩や上司、師匠に可愛がられていますか?
・あなたの返事、挨拶は元気(活気)がありますか?
・自分の機嫌は自分で管理していますか?
・素直さ、謙虚さを持っていますか?

一流の和菓子職人になるために
そして、多くの人々に求められる良き商人であるために
さらなる向上と自分への戒めを込めまして
自分が学び、気づいたこと、目指すこと、心がけていることなどを
思いつくまま、自分に質問するかのように
書き記したいと思います。
あわよくば、この文章が職人の道を歩く若者に
役に立ってくれれば、さらにうれしいと思います。
大間々の歴史1
当然のことながら、仕事を、初めから何でもできる人間なんていません。
まずはわかっている先輩や上司、師匠から教えてもらうわけです。
その先輩や上司、師匠から、可愛がられることは
成長の近道であることに間違いはありません。
もちろん、その先輩や上司、師匠が
仕事への情熱があり、誠実な人間である。という前提はあると思いますが。
そこでまず大事なのが
「返事や挨拶に元気(活気)があること」です。
前回のブログでも書きましたが
仕事に情熱を持っている人間は
目が輝き、強い興味を持っている相手には
積極的に教えたくなるものだからです。
それをわかりやすい態度で示す方法が
返事や挨拶に元気(活気)があることです。
当たり前のことではありますが
できていない人は多いものです。
なぜ、当たり前の大事なことができないのか?
大きな理由の一つが「自分の機嫌を管理していない」ことです。
日々生活していれば、良いことも悪いこともあります。
その原因を他人や環境のせいにすれば
当然、不機嫌になります。
または自分の機嫌が周りにどのような影響を与えているのか
考えてもいない人もいるかもしれません。
信じられないかもしれませんが
作る人の心は作るもの(菓子)にも入り、味覚以外のものが
食した人にも伝わります。
情熱を持ち、食べる人に喜んでもらいたい。という強い気持ちがあれば
例え、技術的にはまだまだでも
お客さんの心に響くものが必ずあるものなのです。
これは経験的に実感している確かなものです。
逆に技術はあっても、惰性や不機嫌な気持ちで作ったものは
食べる人の心に響かないものになってしまいます。
「食する人に喜んでもらいたい」という強い気持ちを持ち、
自分の機嫌は自分で管理する。
これはとても大切なことなので
声を大にして伝えたいことです。
そして、素直さ、謙虚さを持つということは
可愛がられる人間の必至条件でしょう。
人間の最も高い欲求の一つが
「重要人物であらんと欲する欲求」だそうです。
しかも、「渇望しているにも関わらず、与えられる機会は少ない」とも。
もしも、あなたが先輩、上司、師匠から可愛がられたいなら。
もちろん、どんな人間関係であっても良好にしたいのであれば
相手を重要な存在であるように接することです。
そして、それを態度に示すことで大切なのが
「素直さ」と「謙虚さ」でしょう。
もちろん、「自分も重要な人間である」という土台の上に
あることも大切ですが。
あんどーなつ
まとめ
卓越した職人になるために
・あなたは先輩や上司、師匠に可愛がられていますか?
・あなたの返事、挨拶は元気(活気)がありますか?
・自分の機嫌は自分で管理していますか?
・素直さ、謙虚さを持っていますか?

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