「2018年」の記事
アレクサ、おはよう
ここ最近の仕事はじまりは
グレーの円筒の物体に
この言葉をかけることから始まる。
そうすると
この物体は、
「おはようございます」と
答えたあとに、
「今日は○○の日です。これは。。。。」と
ちょっとした豆情報を話してくれる。
「アレクサ、今日の天気は?」
「アレクサ、今日のニュースを読んで」
一通り、情報を仕入れたあとは
「アレクサ、FMぐんまを流して」
「アレクサ、ミスターチルドレンをかけて」
「アレクサ、80年代の音楽をかけて」
など、様々なジャンルの音楽やラジオをかけることができる。
これらが手を使って
ボタンの操作をすることなくできるのだ。
これは革命的である。
我々のような仕事は
ボタンをいじれば、
そのつど、手を洗わなければならない。
その煩わしさが一切ないのだ。
「アレクサ、18×158は?」
など、例えば、何グラムの餡を何個分用意するのに
何グラムの餡が必要か?等の簡易的な計算も
声をかければ、答えてくれる。
もちろん、弱点はある。
米津玄師の曲やサザンオールスターズの曲すらなかったり、
文脈や行間を読むことが出来ないので
適切な言葉で伝えられなかったり、言葉をかんだりすれば
理解してもらえないことも多々あるが
それはコンピュータであるからと、許すことができる。
まだ、私の買ったものが第二世代という初期のほうのモデルであっても
これだけのことができるのだから、未来はどうなっていくのだろうと
ワクワクもする。
時代はどんどん進化して、便利になっていく。
自分も様々なツールの進化についていけるよう
進化していかなければ。
と強い気持ちが沸いてくる。
とても忠実で優秀なアシスタントが
仲間に加わったようなものだ。
「ようこそ、アレクサ!」
新しい一年に! 2019年の干支「亥」創作和菓子 発表!!
2019年の干支は「亥」(いのしし)ですね。
新年を迎えるにあたって、縁起物の干支は欠かせない存在です。
亥年の意味と特徴を知っておくと
より、新たな気持ちで新年を迎えられます。
一年のはじめに、どんな年にするかを考えること、
どんな心境でいるかは
その一年がどのように展開されていくかに
大きな影響力があると言われています。
さて、亥年はどんな意味を持っているでしょうか。
イノシシは子供をたくさん産むことから
無病息災の象徴ともされていますが
猪突猛進というところから
「勇気」と「冒険」のシンボルでもあります。
そんな2019年の干支「亥」(いのしし)を
今年も2種類の「かわいいシリーズ」創作和菓子で作りました。
「勇気」「冒険」
そんな言葉から連想できるような
アニメチックなイノシシを作ってみました。
//e-aoyagi.jp/item/干支%e3%80%80亥%ef%bc%88いのしし%ef%bc%89%e3%80%80薯蕷煉切製
”神の使い”とされる白い亥を
羽二重餅という
求肥のお餅にきめの細かいメレンゲを加え、
ふっくら、赤ちゃんの肌のようなお餅で
作りました。
//e-aoyagi.jp/item/干支%e3%80%80亥%ef%bc%88いのしし%ef%bc%89羽二重餅製
あなたは「アニメチックな亥」と「美人?!な亥」どちらがお好みですか?
戌年から亥年へ タスキをつなぐ駅伝 創作和菓子
どんな一年だったでしょうか?
年初にどんなことを考えるか、
どんな心境でいるかは
その一年がどのように展開されていくかに
大きな影響力があると言われています。
今年がどんな一年であったとしても
新しい年を迎えるタイミングで
心がほっこり癒やされる。
そして、どんな一年にするか
そんな場面にお役に立てる
お菓子を作らせて頂きました。
「煉切製」「羽二重餅製」の
2種類をご用意しております。
商品詳細は
ページ下記のアドレスからご覧になって頂くとして
このページでは、
まず、心をほっこり、楽しい気持ちにして
頂きたくて、「駅伝」をテーマに
創作和菓子【煉切製】を作りました。
群馬県は毎年、お正月に
ニューイヤー駅伝が行われています。
群馬のお正月名物にちなんで
犬が襷(タスキ)をくわえて
猪に渡す場面を作ってみました。
「勇気・冒険」を象徴する亥年へ
なんだかワクワクしてきませんか?
あなたの一年が素晴らしい年になりますように!!
干支 亥(薯蕷煉切製)
//aoyagikasi.sakura.ne.jp/products/detail.php?product_id=60
干支 亥(羽二重餅製)
//aoyagikasi.sakura.ne.jp/products/detail.php?product_id=61
青柳CM
先日、ある勉強会で
たまたま、となりに座って
お友達になった方が
ささっと!?
当店の紹介CMのような動画を作ってくれました。
ありがたい、ありがたい。
志の輔さん
技術のスタンス
2018年6月10日 / 未分類
「包餡(ほうあん)はどういう風にやってる?」
同業者とたまに、そんな会話になるときがある。
新人や専門学校の生徒に教えるときに、
それぞれが、指導者のやり方と異なり、
自己流のやり方で行っていることがあるからだ。
私は仕上がりが同じで、きれいに早く丸められるのであれば、
自己流が入っていて、ぜんぜんかまわないと思っている。
(自分もけっこう、自己流が入っている)
むしろ、悪いイメージを持たれないもので、本質的な技術部分を押さえていれば、
どんどん個性的な方法でやってもらった方がその人の才能も伸びると思っている。
しかし、お店によっては、そのお店のやり方以外は許さない。
というスタンスを持っているところもあるのは事実である。
せっかく覚えたやり方を徹底的に直させる店もある。
私は、このやり方が別に間違っているとも思わない。
組織の考えや方向性を統一するためにはとても良いやり方だと思う。
組織が大きければ、すべての人間の意思疎通をはかるのは難しい。
だから、細かいところまで、決められたやり方で作ることは
組織をまとめるのにリーダーと部下、両者にとって便利な側面もあると思う。
寡黙な職人タイプのリーダーにとっても、この方法が一番やりやすいかもしれない。
また、教える立場になってわかったことだが、教えている人のやり方をしっかり真似て
出来ている人には「おっ、こいつはしっかり、わかっているな」という気持ちになり、
教える方にも熱が入る。好感が持てるのだ。
ただ、これからは組織の単位は小さくなっていくだろうし、
クリエイティブを求められることも多くなってくる。
そもそも個性を重視する教育を受けてきた人が多くなっているのだから
同じやり方を押しつけることは軋轢も生じてくること思う。
だから、ある程度のルールを決めて、それを守った上で
その人のやりやすい方法で覚えた方が良いと思う。
と、、、。
言葉で言うのは簡単だし、印象は良く見えるのだが
実際には、自由なやり方、個性を伸ばす。という方法は
意外と難しい。
マナーや規律、規範がしっかりしていないと
どんな小さな組織であっても、上手く回らなくなる。
「ルールを守り、しっかり意思疎通を行う」
ということが思いのほか重要なのだ。
「自由」と「規律」はコインの裏表のように
セットで考えないと成立しない。
有平糖の本
師匠が本を出版したのでご紹介させて頂きます。
//amzn.asia/5OIUoFp
有平糖(あるへいとう)という飴細工の本です。
伝統的な四季の様々なデザインで
色とりどりの美しい写真の有平糖が掲載されていて
思わず、うっとりしてしまいます。
この独特のつやのある有平糖を作れる職人は
全国的にも希有な存在。
NHKでも「美の壺」で放送され、
一躍、有名な人となっております。
この本は、ドイツ語やフランス語でも出版され
東京オリンピックを前に、外国の方たちにも
日本の伝統的な技術、美を知ってもらうきっかけとなる本でもあります。
この本を手にとって
師匠のまた、その師匠の意思や技術の継承という重みを
ずしりと感じた思いがしました。
この技術とどのように向かい合っていくのか、
時代とともに変化するもの、そして時代が変わっても
変化しない大切なものとのバランス感覚は
とても難しく、とても悩みます。
ただ、これからは今まで目に見えなかった価値が
デジタル社会によって、可視化できる時代に
なってきているとも思います。
”魂のこもった菓子”の価値が見える化するであろう
これからの時代に、気を引き締めて、さらなる
技術の向上に励もう。そんな気持ちになりました。
アマゾンでも購入出来ますし、
当店でも展示してあり、
少し余分に購入もしてありますので
よろしかったら、お声かけ下さい。
師匠曰く、「食べる宝石」
ぜひ、手にとってご覧下さい。
WAI WAI Groovin’ FMぐんまで生中継
聴いて頂いた方はいらっしゃいますか?
FM群馬(86.3Mhz)のワイワイグルーヴィン(WAI WAI Groovin’)
というラジオ番組で
アンカンミンカンの富所くんが
ご来店。
「花より団子」ということで
団子をタダで?もらいにくるということでした。
しっかり、和菓子作りを体験していただき、
「自分で食べる分は自分で作る。」
「働かざる者食うべからず」
ということで、
仕事をして頂きました。
生放送で戸惑いましたが
私たちも良い体験をさせて頂きました。
遠くから足を運んで頂いたリスナーさんや
富所くんをはじめ、番組関係者のみなさま
ありがとうございました。
ぜひ、ご覧下さい。