読書を楽しむ

2007年6月04日 / 読書

「読書とは、自分を発見することであり、未知の世界を知ることだと思う」
県立図書館と県立土屋文明記念文学館の館長を務める岡田さんの話として
上の言葉が書いてあった。(今月の「ぐんま広報」にて)
お話の中で読書は想像力が働く。ということが語られていた。
まず、行間に想像力が働く。そしてものの見方が客観的、多面的に
なってくる。いろいろな人生や考え方を疑似体験できる。などなど
たくさんの恩恵が期待できる。
もともと、私もこのブログで何度か書いたかもしれないけれど、
深く悩んでいるとき、『読書のすすめ』という文章が目に入り、
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」ほとんどの世の中の
問題や悩みは過去の人々が経験し、書物に残している。
それを活用せず、自分の経験だけに頼るひとは愚か者だ。
そんな感じのことが書いてあった。その一文を読んでから
読書に目覚めたわけだ。そして世の中の広さを感じ、
自分の世界観が大きく変わった。
だから岡田さんの上の言葉はしみじみ共感してしまう。
同じく「ぐんま広報」の中で県読み聞かせグループ連絡協議会長を
務める寺澤さんのお話で
「本の中の疑似体験と外遊びの直接体験は車の両輪みたいなもの。
二つとも子供にとって大切です。」
と語っている。
例えば少年期に冒険小説を好きになり、スケールの大きな冒険を
主人公と一緒に疑似体験し、
人生をいざ歩き始めると、実際、壁ばかり。
でも、「あの物語の中で主人公はこうやって解決していた」
などのヒントを持って無意識のうちに応用力がつく。と
なんていったって人生たくさん経験し、挑戦した人が成功している。
大人が良い本を見つけてあげて読んであげたりすることは
やはり大切なことなんだと改めて強く思った。
それにはまず親が見本を見せること。
親が読書をする背中をみせることが
子供の本に対する興味を示すきっかけになる。
そこでひとつ、大人が読む絵本としておススメします。

ぼくを探しに ぼくを探しに
シェル・シルヴァスタイン、倉橋 由美子 他 (1979/04)
講談社

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1976年に出版し、今でも読み継がれているロングセラーの本だ。
絵も文章もシンプルで、それなのにたくさんのことを想像してしまう。
読む人によって様々に感じることができる本です。
たまにはこういう絵本を読んで思いにふけるのもいいのでは!?

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