おはぎと墓参りだんご

2010年3月06日 / 菓子

今月は春のお彼岸(18日~24日)がありますね。
ご先祖様に感謝する大切な行事。
連休に遊びに出かけるのも良いですが
墓参りは忘れずに!!
さて、お彼岸やお盆にいは欠かせない「おはぎ」ですが
当店では週末にはほぼ必ず、「おはぎ」と「墓参り団子」の注文が入ります。
今日はその二つをご紹介。
週末に作る「おはぎ」の注文は法事の席につける「おはぎ」です。
法事は週末にほとんど行いますからね。
2ヶ入りにして包装しています。
おはぎ、墓参り団子、桜餅 007 おはぎ、墓参り団子、桜餅 008
昔から小豆の色は邪気を祓うと信じられています。
そんないわれから、彼岸やお盆、法事には欠かせない食べ物です。
近年は法事に使う場合、ほとんどが宴会場で行うため、
宴会場を通してご利用していただいています。
もちろん、まんじゅうでも良いのですよ。
そして「墓参り団子」
おはぎ、墓参り団子、桜餅 005
直径が約3.5センチ強くらいの小さなお団子。
お重があればそれに盛ったほうがありがたみがあるので
お重をお持ちいただければ、それに盛らしていただいています。
なければ、簡単なお皿に盛らしていただいています。
お寺の祭壇に飾り、お経をあげてもらったあと、
お墓に持って行き、お線香をあげたら、
その場でみなさんで分けて食べます。
「このお団子を食べると風邪を引かないよ」と
言い聞かされて、食べさせられたものです。
そうやって継承されてきた風習です。
持っていく数は目安として、大体、人数分プラス5ヶから10ヶ余分に作り、
余ったものはお墓に供えて帰ります。
飾ったものは自然に風化したり、動物が食べたりして
「自然に還る」「仏さまに食べていただく」と解釈していました。
最近はお墓が汚れるとの理由で
供え物を置いていくのを禁止するお寺もありますので
ご注意下さい。
昔はほとんどがご家庭で作っていたのですが
近年は、作り方がわからない、または作るのが大変だから。
との理由で菓子店にご注文されるお家が多いですね。
プロが作るほうが美味しいですし。
作るコツとしては”上新粉を熱湯でこねる”ですね。
それを丸めて、蒸す又は茹でればオッケーです。
言葉で言うと結構、シンプルで簡単なんですけどね。
あとは素材次第。
当然、品質の良い上新粉で作ったほうが美味しいです。
小さいお子さんがいれば、一緒に作っても楽しいかもしれません。
家族団らんで先祖を供養する。
ほほえましい光景ですね

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