なめらかで、口いっぱいに芋の風味が広がる。

2014年7月22日 / blog, 菓子

こんばんはひまわり

小倉章弘です。

上生菓子を100倍楽しむために、

製法という視点から紹介しています。

 

今日ご紹介する製法は

「薯蕷(じょうよ)きんとん」

 

個人的には最も思い入れのある上生菓子です。

 

なぜなら、私が初めて作った上生菓子が

薯蕷きんとんの「菜の花」という御菓子だったからです。

 

修行を始めて、まだ、間もない頃、

まだ、右も左もわからないような若造に

こんな格式高い御菓子を作らせていただける

うれしさと怖さという複雑な気持ちは

今でも初心を大切にするつもりで覚えています。

そして、あの食べた時の口解けや口いっぱいに広がる芋の風味は

忘れがたき、思い出です。

 

そんな想いは伝わるのでしょうか。

当店では、上生菓子でもこの薯蕷きんとんはとても評判が良いですね。

 

作り方としては

大和芋の皮をむき、蒸したものを2~3回裏ごしをし、なめらかにします。

そして、砂糖と混ぜておきます。

これと餡を合わせて煉ったものがきんとん餡です。

篩でそぼろにしたものを

粒あんなど、餡を芯にして丸く箸でつけたものです。

その季節によって、色合いを変えて

様々なものを表現します。

 

写真は餡を黄色く染めて、

「ひまわり」を表現しました。

 

 

他にも餡に寒天を加えて作る”きんとん”もあります。

いくらか透き通ったような餡のものがそれにあたります。

しかし、

品格や色彩、風味という点では、薯蕷きんとんには到底かないません。

 

あなたもこの感動、味わってみましたか?

 

 

 

 

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