涼風再び…
今日は夏の和菓子である「麩まんじゅう」についてお伝えしようと思います。
みなさんは麩まんじゅうを食べたことはありますか?
実は私、恥ずかしながら麩まんじゅうの存在を知ったのはここ最近で、名前を見たとき、
と思ってしまい、頭の中に?がいっぱいになりました…
まず、麩まんじゅうの特徴についてですが、
小麦粉で作った皮で蒸して作る温泉まんじゅうなどのおまんじゅうとは違い、
生麩からつくる皮に青のりを入れ、こしあんを包み、ゆでて作ります。
もちもち、つるんとした食感は冷やして食べれば夏にピッタリ!!
始めはびっくりする青のりもなくてはならない存在だときっと気づくはず!
笹の葉で包んでいるものもあり、笹のさわやかな香りも楽しめるお菓子です。
麩まんじゅうの発祥の地はずばり京都。
生麩が京都で初めて作られ、麩まんじゅうの生麩の生産地の京都で作られるようになりました。
始めは賞味期限が短いため、生麩を食べる習慣がある地域や生産地でのみ食べられていたそうです。
だからあまり馴染みがなかったのでしょうか…?
さらに、京都が発祥の地ということもあり、お弁当に麩まんじゅうが入っているそうです!
真夏の食欲がないときには嬉しいデザートですね~
ちなみに、青柳でも笹の葉に三角に包まれた涼しげな麩まんじゅうを食べることができます。
猛暑日が続いて夏バテ気味の最近。
麩まんじゅうで涼しさを取り戻して残暑を乗り越えましょう!
木暮
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